美浦坂路の改修は失敗だと思います。
という記事になりますのでご容赦ください(笑)
昨年に坂路を弄って時計がかかるようになり
今年も西高東低を変えるべく試行錯誤しているようですが
負荷をかけすぎというか、急にそんなことをされても
調教師も競走馬も対応できないわけですよ。
重賞で関東馬が活躍したら「関東馬が凄い!」みたいに
平気で競馬マスコミなどが言いますけど
大きなレースを勝てば良いってことでもないでしょう。
そもそもコアな馬券ファンから見たら
未勝利でもG1でも関係ないんですから。
さて、美浦と言えば元々は速い時計が出る坂路です。
その調教だからこそ輝くコースであったり
調教師、または血統もあったわけですね。
52.9秒以下が出て普通という感じだったわけですが
該当数は当然激減をしているわけです。
2012年 4145頭
2013年 3633頭
2014年 938頭
2015年 72頭(現在まで)
さて、普通であればですが
この場合回収率や勝率などが上がらないと
何も意味がないわけです。
しかし勝率と回収率は以下の通り。
2012年 6.5%/70%
2013年 7.1%/67%
2014年 7.4%/56%
2015年 4.2%/26%
美浦には美浦の良い部分があったわけですから
それを伸ばすことを考えるほうが良かった気がしますね。
結果が出なくてまた来年もテコ入れしたりしたら
それこそもう飽きっぽい競馬ファンと同じようなこと。
現在の状態でどう変わっていくのか?は
2歳馬が育っていった時にわかることですから
それまでにコロコロ変えたら最悪だと思います。
そういうところが西高東低をより大きく生むはずですよ。