坂路調教時計と勝利数を見ると驚きの結果が?

調教コースには色々な種類がありますし
追い方や乗り役、単走なのか併せ馬なのかなど色々なケースがあります。
私は全ての調教データは手に入れているのですが、
基本的に私が調教と言えば坂路調教の話題を中心にしている理由は以下です。

・データ競馬が当たり前の時代 JRAVANやTARGETを利用する人なら坂路調教データはすぐに手に入るから
・坂路調教の時計を単純に見るだけでも回収率が上がるから

調教というのは面白いもので「当たり前に重要」としている人が多い中で
(これは馬主さん、調教師さんに話を聞いても当然の重要項目ですが)
「調教が速いからと言って強いわけではない」という考え方から
調教を無意味な物と言う人も少なからずおられます。

ここで面白いのは「調教が速いからと言って強いわけではない」というのは
調教を重要とする人も同じ意見であるということです。(笑)

ただ、これは一つの目安として見ていただきたいのですが
レース当該週の坂路調教時計の最速時計にレース別に順位をつけた時に
以下のような勝利数になっているのです。
※ここでは回収率は重要とはしません。

時計順 着別度数
1位 1219- 1154- 1044- 8881/ 12298
2位 999- 959- 931- 8943/ 11832
3位 916- 901- 913- 8830/ 11560
4位 908- 871- 853- 8769/ 11401
5位 811- 862- 816- 8839/ 11328
6位 826- 780- 802- 8624/ 11032
7位 783- 742- 788- 8389/ 10702
8位 707- 722- 643- 8154/ 10226
9位 616- 662- 625- 7552/ 9455
10位 537- 525- 543- 6795/ 8400
11位 428- 467- 424- 5767/ 7086
12位 347- 351- 342- 4649/ 5689
13位 255- 239- 265- 3508/ 4267
14位 163- 151- 170- 2371/ 2855
15位 98- 95- 92- 1304/ 1589
16位 42- 30- 37- 583/ 692
17位 8- 9- 12- 188/ 217
18位 4- 1- 4- 46/ 55

ほぼ勝利数が順位順になっているわけですよね。

こうなるとやはり「調教時計なんて意味はない」とは言えません。
ですが「自分の予想には調教時計は必要ない」というスタンスの人は
それはそれで正解であるとも言えると思います。

一番よろしくないのは「面倒だから否定しよう」という考え方なのではないでしょうか。

競馬、馬券には色々な膨大なファクターがあります。
その全てが面白さを引き出していると思いますからね。

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