先行して負けた馬を次走買える条件

競馬には前残りや差し決着などというように
レース結果と脚質が偏ることが多々あります。

前に行った馬がそのままゴールインをして
競艇のように決まるレースは多くありますし
前の馬が全て潰れて後方から差してきた馬が
上位を独占するようなレースも目にしますし
見ていて楽しいレースでもありますよね。

さて、基本的に競馬は先行有利な種目ですし
後方から行く馬は当然不利も受けやすいですし
何より前が全く止まらなければ勝てません。

差し競馬をチェックする

例えばこのようなレースを想定しました。

・着順1~3着までが全て4コーナーで6番手以下の馬

このレースで前走4角で前の方にいた馬は
今走成績が高くなるのではないでしょうか?

1番手・・・回収率67%
2番手・・・回収率110%
3番手・・・回収率86%

先頭の馬こそ回収率は低いですが
全体的に見れば高い回収率になっています。

もう少し広げて5番手以内だった馬を抜き出しますが
それでも差し競馬になったからと行って着順が低すぎるのは
力が足りていないので前走0.5秒差以内でゴールした馬を残します。

※ちなみに上記時点で残る馬は前走4着以下のみとなります。
それがピンとこない人は最初から読み直してください。

これで回収率が95%あり勝率も10%以上あります。
また、今走人気が4番人気以下であれば回収率111%まで上がり
狙い目になってくることがわかります。

なぜ前走先行して負けた馬が狙い目になるのか

これは言うまでもなく、競馬で有利な先行馬が
前走は差しの競馬になり負けたものの
着差としては大きくなかったので能力は高いと考え、
なおかつ競馬は先行有利なのですから確率上として
次走は有利な流れになる可能性が高いから、と言えます。

これは本来でれば競馬予想のベーシックな部分ですが
近年の競馬ファンは「競馬新聞丸乗り」という層が9割で
残りの1割は私のように凝った見方をする人という印象です。

なので通常の競馬予想の少しだけ先にある
基本ルート上の考え方ですら未だに効果的なのだと言えます。

回収率95%が年間で出せる競馬ファンは10%もいません。
111%なんていうのは3%前後というところでしょう。

またこういう部分を超えているのが更に先に行く人であって
私が以前より言う「勝ち方を選べる時代」に生きる人だとも言えます。

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