競馬ファンが勝ちを捨てる心理とそれが間違いではないという話

とても難しい問題。

それは本質的に競馬ファンは馬券でコツコツ勝利したいとは思っておらず
例えば回収率150%程度あっても「コツコツ」の範疇と判断すること。

そして本音では「500円で3連単を買ったら100万になった」
ということを求めている人が圧倒的に多いということです。

また、この思いがあるので効率的なロジックを持っていても
それを効果的に活用しなかったり、例えば効果的に活用したとしても
他の「一攫千金狙いだ!」というようなレースと馬券的価値を同列にすることで
回収率150%のロジックに1000円、一攫千金狙いの適当買いに1000円とするので
前者の調子が良くても後者でマイナスを作ってしまいます。

するとどういうことか、前者も含めた成績で「成績が悪い」と思ってしまい
間違った評価を下す場合があります。

これは配信している側しかわからないことかもしれませんが
異常なことではなくこれが正常とも言えるぐらい多いことです。

実は先日「いまのところ今年は好調ですね」というメールを
テイクアップアームズ会員様用に配信しました。

が、前にも書きましたが「好調である」ということをお伝えすると
実は意外な反応が起こります。

普通、多くの人は「宣伝で書いている」と思うはずです。
もちろん、素直な気持ちを書いてしまえば「こういういい成績なので
ぜひご利用してください」という思いはあります。

運営ですから当然です。

しかし、大半の場合でこの手のメルマガを書くと・・・
それから数時間でバタバタと退会者が出ます。

テイクアップアームズに関しては成績が成績ですから
退会者というのは割合として異常な少なさです。

恐らく世間一般の競馬有料コンテンツの運営者さんが聞いたら
相当驚くと思いますし、同時に「なぜ雑誌などに広告を出さないの?」と
言ってくるはずです。

※私は会員数が増えすぎると困るので大掛かりな宣伝をしないだけですが。

それぐらいの状況ですが、その手のメルマガを配信した時だけ
急激に退会する人が出る理由というのは1つでしょう。

『この回収率で収支が赤字なら使いたくない』

フェイスブックなどで盛り上がっているとこんなメールが届きます。

『皆さん景気が良いようですが、自分は負けてます』

指数1・2・3位で決まって盛り上がっている時でも
そういうメールは普通に届きます。

このようなことがありました。

「5月から利用開始しました。
竹内さんの仰るようにarms指数2の1位をダートで500万以上だけで買うことで
高い収支を見込みました。恥ずかしい話ですが借金があるのでそれを返済するぐらい
勝ちたいと思っていました。しかし3ヶ月間で30万円も負けました。
期待ハズレで残念でした。退会します。」

・・・はて?

arms指数2の1位、ダート500万以上。
5月から7月までの単勝回収率は

【174%】

破格の回収率だったはずです。

例えば単を2500円買えば30万円以上はプラスだったはず。
それが30万円のマイナスとは如何に?

ということを返信したところ再度返信をいただけました。

「単勝ではなく馬単を買っていたのです。
1位から流していました。活用できず申し訳ありません。」

・・・はてリターンズ

今年の結果ですがこんな感じです。
arms指数1位⇒5位まで 馬単235% 勝率12.5%
arms指数1位⇒7位まで 馬単267% 勝率19.2%

この方が利用されていた期間でも

arms指数1位⇒5位 178%
arms指数1位⇒7位 157%

何なら総流しでも  129.5%

ということをお伝えしました。
最後のいただいた返信はこのような感じです。

「そうでしたか。ちゃんと買えばプラスで借金を増やすどころか
借金を返すことができたのですね。
多分私が負けた理由はG1を全て外したからだと思います。」

なるほど、ということは単純にG1にぶっ込んで全て外したものと
テイクアップアームズの指数を合算しているんだなと。

「馬券を買う自分(テイクアップアームズ利用)が負けたから
テイクアップアームズの指数から離れます」ということですね。

でも、先述したようにこれが間違いではないと思うのです。
これぐらいの考え方で競馬を向き合っている人は当たり前に多く、
また勝ちたいという言葉は誰もが同じでもその中身が全然違うわけです。

内容が堅くなってきたので凄くくだらない例えをしますよ。

勝ちたいをモテたいに変換しましょう。

「俺は金髪外人女性にモテたい」と頑張る人、そして達成する人。

「俺は何かもう全ての人に持てたいし、石原さとみと付き合いながら
たまたま空港でエマワトソンと出会って一目惚れされた上で
いきつけの割烹料理屋で吉永小百合みたいな女将に気に入られて
何ならもう地球上の女性全てのヒモになりたい」

これぐらいの感覚の違いがあると思うんです(笑)

「名作のホラー映画って何がおすすめですか?」

と聞く人と

「うーん、流行なんだけどレトロ感もありつつ
アクションでSFなんだけど西部劇みたいな感じで
でもゾンビは必要で、ハラハラするんだけど最終的には
ハートフルなヒューマンドラマで、少しお色気とコメディ要素もある
そんな映画ってありますか?」

これぐらいの違いもありますね。

もう1つ付け加えれば、回収率150%を100円が150円になるという
正しくも間違った計算をしてしまうのでその実感がわかないのでしょう。

実際に数年前に上記ままの意見をメールでいただいたことがあります。

150%で100円が150円になって終了するのは
単1.5倍を100円買ってあたった時だけです。
その瞬間に隕石が頭に落ちて死んで二度と馬券を買わないなら
まぁそういう計算になるでしょう(苦笑)

整理整頓できてないというか、コツコツできないというか
そういうことがそのまま反映されてしまっているということなのでしょう。

でも、堅実とか真面目とかコツコツという言葉なんてのは
日常生活のすべてのことで誰しも嫌うことなのに
更にそれがギャンブルのことになったら嫌う人がより多いのは当然ではあるのです。

なので文字にすると異常に見えても僕は「正常」だと思うのです。

ここで重要なのは、できている人の優位性です。

ここまで読んで自分はコツコツやれているなと思う人は
現状の成績問わず自信を持ってください。

また、それと同時に多くの競馬ファンが回収率120%はおろか
150%だろうが200%だろうが、その中に「堅実」とか「真面目」とか「コツコツ」の
要素が入ったらポイ捨てしていく現実の中にいるという優位性を感じてください。

数年前でしょうか、僕はyoutubeの紹介欄に
「馬券のスカベンジャー」と書きました。

スカベンジャー、ゴミを拾って生活する人。
フィリピンの映像でよく目にしますが、
例えば、そのゴミ捨場にある物がお宝だらけだったら?と。
結果、スカベンジャーはトレジャーハンターになりますよね。

そういう状況が実際に馬券の世界にはあるということを考えると
自信が漲ってくると思いますよ。

余談ですが、馬券のスカベンジャーと書いたら
「捨てられた当たり馬券を探して拾う人」と誤解されたことがあります。

そんなわけないでしょ!(笑)

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