一番人気でもここまで波はありますが、これを当然と見るか
当然と見ないか・・・後者の人はじゃあ「何を見るんだ!?」
という世界です。
まず、起こっていることが現実です。
その現実が異常なのか正常なのかの判断が必要です。
1番人気の勝率は33.3%前後ほど。
これは全ての1番人気のトータルです。
回収率は75%前後、もちろんこれもトータルです。
それでも、極端な上下を繰り返してのトータルですから
このグラフは「異常だった期間」ではなく「現実」です。
昨年の11月28日、1番人気が何勝したか覚えてますか?
『2勝』です。
勝率8.3%ですよ。
該当馬24頭です。
この24頭を1日2頭に振り分けたとして
12日間の話だったと仮定してみましょう。
もし、そんな馬券法だったとしたら・・・
100人中の4人ぐらいの人はその作者に文句を言うかも
しれません。でも、たった24頭、一日で起こったことなら
1人いるかどうかでしょう。
基軸がブレると上手く動けないわけですが
そういうことに陥りやすいのが博打です。
さて8月2日。
3場開催でしたが1番人気が18頭勝ちました。
勝率は、計算するまでもなく50%です。
これは異常ですか?いいえ、正常です。あることです。
そして、先述した11月28日と8月2日の
1番人気の成績を合計するとどうなるか?
勝率33.3%になるんですよ。
まぁ、これは偶然綺麗にそうなっただけですが
それでも1番人気の底辺と最高の平均を取ったら
1番人気の平均になったわけです。
僕は馬券に10年以上使っています。
生活の半分以上はデータやレース映像をにらめっこです。
やはりそれぐらい気合を入れてやっていますので
例えばこのグラフを見て「異常」と思う人であれば
まず「正常である理由」を見つけてから、
僕に対してアクションしてもらえると本当に双方が幸せです。