第67回北海道新聞杯クイーンSの登録馬(出走馬とは限りません)に個人的な感想を書いています。
・ウインシャトレーヌ
前走は先行して潰れた形。
本質的には溜める競馬のほうが良い印象があります。
牡馬のような見た目ですので狭いところでも対応できますし札幌では1500mですが勝利していることもあり評価はできる。
・ウインファビラス
中山牝馬Sで引退予定も撤回して挑んだ福島牝馬Sは不利もあり8着。
前走の巴賞でも10着となり流石に厳しいのかなという印象です。
中山牝馬Sの内容だけ走れればもっと上の着順になれる馬なのですが。
・ウラヌスチャーム
中山牝馬Sは2着でしたが、スタートで他馬とぶつかり後方からになったことが逆に良かったといえる前崩れの展開での2着。
この手の馬を人気で買うというリスクも十分にあります。
・エイシンティンクル
前に行ってなんぼの馬なので他の馬との兼ね合いが重要。
前走都大路Sでは逃げて粘って3着と復調の兆しは見えてきました。
当日の馬場状態が前残りかどうかも重要ですね。
・カリビアンゴールド
函館・札幌だと元気になる馬ですね。
前走はサトノガーネットに負けての2着でしたが、ルメールが全力で必死に追っていたので騎手の差と気迫で負けていたなという部分がありました。
適正を考えると重賞でも展開1つというところではないでしょうか。
・カレンシリエージョ
前走のマーメイドSは50キロでも全くついていけませんでしたがそもそも2000mだと走らない馬という感じですね。
1800m専用機のような馬なのかなと思いますので、前走よりは距離は向くか。
・サトノガーネット
前走はルメールからの勝つぞ!という気持ちが見えてきました。
それだけルメールが必死に乗る馬というのは期待がある馬なのでしょうしそういう部分での評価というのもできるのではないでしょうか。
後方からの競馬という点では開幕週の札幌にはそぐわないですが、それ相応の対応をする競馬をしてこれば。
・サンティール
もう一皮むけると重賞でもという馬だと思います。
距離は1800mの方がいいでしょうし、根性もある馬なので馬群で我慢して追い続けることができればとは思いますが少々厳しいか。
・リンディーホップ
勢いはありますね、成長度合いも高いと思います。
先行できる脚がありますし前走は2着馬に差のない勝利でしたが内容的にはまだ余裕があったようにも思います。
ただ前走の相手のレベルは低かったので・・・
・フィニフティ
クラシック路線にも乗りましたが結果を見れば新馬戦が唯一の勝利。
フッと馬が走る気を無くしている印象があるので気性面の問題があるか。
・シャンティローザ
ここ2戦はかなり後方からの競馬ですが切れ味鋭く3着を2回。
前走+12キロでしたが一叩きして絞れているならもっとやれる。
・リリックドラマ
逃げれないと厳しい馬なのでエイシンティンクルと共に両馬が出走すると潰し合う形になってしまう可能性もあります。
単騎逃げになると思う要素があれば買う必要はあると思いますが。
・ミッキーチャーム
秋華賞2着、阪神牝馬S勝ちの実力は本物だと思います。
ただ前走ヴィクトリアマイルや3走前の中山牝馬Sで凡走してしまい関西圏の方が良いのではないかとも考えることができます。
ただ函館と札幌で3戦して3勝という実績を考えると有力。
もちろん前に行くことが難しい出走馬が揃うと不安だが・・・
・フロンテアクイーン
中山牝馬Sを勝利して挑んだビクトリアマイルでは15着。
この馬に向かない競馬でしたが、そもそも能力は高いのに1着3回に対して2着9回というのは脆さの証でしょうか。
馬券的に紐では必要でも頭で買うのはやや不安。
・ダノングレース
快進撃を続けて福島牝馬Sに挑戦し3着と好走。
札幌経験もありますし実績もありキャリアの大半が1800mですからこのレースで結果を出したいという部分では一番気持ちが強いのではないでしょうか。
前走のようなドタバタした競馬ではなく中団で構えて勝負すれば十分上位争い。
その他2頭については動画の方で!!