今年はとにかくルメール、デムーロ、戸崎の3人が人気で
1番人気の大半がこの3人じゃないの?なんて印象があります。
※実際にはレース全体の26%
※この3人の1人以上が騎乗しているレースだと37%
ルメールが今年121勝が1番人気、デムーロが99勝
戸崎が90勝と人気馬をしっかり勝たせて稼いでいますね。
また特筆すべきというかこれでいいのだろうか?と
少し考えてしまうのが、2015年以降で新馬戦で勝った馬と2着馬の
次走という条件だとルメール騎手は105回騎乗しているのですが
何と驚くことに乗り替わりが46回もあるのです。
ということは新馬を勝たせたり、2着に好走させたとしても
問答無用で降ろされてルメールが騎乗することになっているわけですよね。
日本人騎手、特に若手の騎手だとかなり気の毒に思えます。
戸崎騎手に関しても63回騎乗した中の35回、半分以上が乗り替わり。
デムーロ騎手も69回中の29回が乗り替わりです。
これでは若手が育たないですしチャンスを手にしたと思っても
実はそれがチャンスじゃなく繋ぎでしかないことが当たり前に感じるのではないでしょうか。
さて話は冒頭の1番人気に戻りますが、今年今現在の回収率が80%。
「おや?見覚えがあまりないぞ?」
そんなことを思って調べてみると、1986年以降で平均は76%なのですが
80%以上というのは過去に1年もなかったようなのです。
年・年月 | 着別度数 | 勝率 | 単回値 |
---|---|---|---|
2017年 | 1090- 597- 422-1130/3239 | 33.7% | 80 |
2016年 | 1146- 641- 456-1211/3454 | 33.2% | 78 |
2015年 | 1043- 679- 432-1300/3454 | 30.2% | 75 |
2014年 | 1129- 619- 445-1258/3451 | 32.7% | 79 |
2013年 | 1103- 651- 419-1281/3454 | 31.9% | 77 |
2012年 | 1085- 688- 430-1251/3454 | 31.4% | 75 |
2011年 | 1096- 662- 446-1249/3453 | 31.7% | 76 |
2010年 | 1102- 670- 446-1236/3454 | 31.9% | 76 |
2009年 | 1070- 688- 437-1259/3454 | 31.0% | 74 |
2008年 | 1142- 622- 446-1242/3452 | 33.1% | 78 |
2007年 | 1113- 697- 444-1199/3453 | 32.2% | 74 |
2006年 | 1112- 677- 449-1215/3453 | 32.2% | 76 |
2005年 | 1164- 627- 455-1200/3446 | 33.8% | 77 |
2004年 | 1164- 683- 446-1159/3452 | 33.7% | 74 |
2003年 | 1163- 686- 419-1184/3452 | 33.7% | 75 |
2002年 | 1184- 646- 449-1173/3452 | 34.3% | 76 |
2001年 | 1154- 694- 421-1179/3448 | 33.5% | 75 |
2000年 | 1242- 643- 404-1162/3451 | 36.0% | 79 |
1999年 | 1154- 697- 425-1139/3415 | 33.8% | 76 |
1998年 | 1190- 643- 434-1183/3450 | 34.5% | 75 |
1997年 | 1182- 700- 420-1138/3440 | 34.4% | 75 |
1996年 | 1180- 637- 439-1179/3435 | 34.4% | 76 |
1995年 | 1176- 658- 442-1155/3431 | 34.3% | 75 |
1994年 | 1175- 675- 430-1149/3429 | 34.3% | 75 |
1993年 | 1180- 669- 427-1149/3425 | 34.5% | 76 |
1992年 | 1179- 633- 450-1137/3399 | 34.7% | 76 |
1991年 | 1200- 681- 452-1056/3389 | 35.4% | 76 |
1990年 | 1133- 734- 418-1068/3353 | 33.8% | 75 |
1989年 | 1139- 706- 408-1082/3335 | 34.2% | 75 |
1988年 | 1142- 640- 453-1079/3314 | 34.5% | 74 |
1987年 | 1184- 643- 406-1064/3297 | 35.9% | 77 |
1986年 | 1178- 688- 399-1019/3284 | 35.9% | 78 |
仮にこのまま残り数週間、1番人気の馬が良く勝つのであれば
30年で初となる1番人気が80%の回収率で終わることになります。
残りの開催も1番人気の多くのシェアを締めるであろう冒頭の3名の騎手。
彼らが当たり前に勝利していくのであればこの稀な結果が生まれるかもしれませんね。
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