5/29 日本ダービー
番組(特番っぽいチャンネル)の企画で
2週間前予想をしてそのまま買いました。
結果的に鼻差、数センチの差によって
単と馬単が消えて馬連のみになってしまい
トリガミになってしまいましたが
着順で見れば本命が2着、▲が1着ですから
私以外の人なら新聞社だろうと予想家だろうと
「的中!!」という結果でしたので、一応の納得はしています。
※ただ、私の場合は当たったところでガミった上に
番組的に面白くもないので的中とは言いませんが。
サトノダイヤモンドに関しては向こう正面の時点で
落鉄していたという不運もあったとのことですが、
この馬もマカヒキも素晴らしいレースをしたと思います。
馬場状態的には比較的前が有利であるように見えましたので
サトノダイヤモンドの位置取りは良かったのですが、
マカヒキもその後ろにつけていたという部分は勝った理由の1つに
なっているのではないかと思います。
もともとマカヒキに騎乗している川田騎手にしても
サトノダイヤモンドのルメール騎手にしてもそうですが
常に80~90点の競馬をする一流騎手です。
ただ、このような力が均衡したレースであったり
大一番のレースともなれば「プラスα」が必要になります。
川田騎手は特に差し馬の有力どころに騎乗をした場合に
後方過ぎる後方から外を回して競馬をして届かないことが多いです。
それは「レースでのリスク」を軽減することになりますが
「勝負でのリスク」は逆に背負うことになると思います。
しかし今回に関してはマカヒキが勝ち切るための場所につき
内を狙って(前が空いた運もありますが)競馬をして勝利を勝ち取りました。
サトノダイヤモンドとの差は内外の差もあったと思いますし
騎手がどこまでレースのリスクと勝負のリスクをバランス良く
天秤にかけて選んだか?だったのではないでしょうか。
逆にディーマジェスティの蛯名騎手が川田騎手の競馬をしていたら
ダービ制覇は夢ではなかったとも個人的には思います。
また、日本ダービーに関してのネタはブログでも動画でも
数多く書きましたが、やはり体重が480キロ以上の馬が強く
レース前12週、24週での走行距離が短い馬、
要するに無駄に体力を使わずにスムーズに日本ダービーに
辿り着いた馬が強いということなのでしょう。
もう1つ、ディープインパクト産駒はG1をこれで31勝したわけですが
牡馬でG1を2勝した馬は1頭もいません。
ディーマジェスティがその壁を破る可能性もありましたが
今回に関してはマカヒキというG1を1勝した馬が増えましたね。
競馬におけるジンクスは理由がないものに関してはオカルトですが
例えば馬体重であれば「大きい方が伸びしろがある」という見方もありますし
何か理由があるジンクスは1つの武器になります。
そもそも馬体重が重い馬の方が競馬は成績が良いですからね。
さて、今回の日本ダービーではじめて競馬を見て感動したり
興奮した人も沢山おられると思いますが、
これからは未勝利戦からじっくり競馬を見てみてはいかがでしょうか?
馬券的な面白さは、日本ダービーよりも未勝利戦などの方に
沢山転がっていますからね。