1倍台で1着になり昇級する馬。
このような馬に対してのイメージを
「前走は下のクラスで抜けた存在なのだから
上のクラスでも通用するだろう。」
というように思う人も少なく無いと思います。
しかし、実際に2011年以降を振り返ると
勝率17.2% 単回収72%と目立つ成績ではありません。
それもそのはず、前走の相手が弱いだけであったり
恵まれている中での抜けた人気であったとしても
それがイコール抜けた存在ではないはずだからです。
そこで、前走の価値を調べることで
どういう1倍台だったのか?を考えてみましょう。
これを簡単に実現できるのは、私のミリオンダラー馬券術の
Rレベルでしょう。もちろん得意分野です。
前走Rレベル | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|
高★ | 99 | 82 |
高+ | 90 | 91 |
高- | 66 | 81 |
普通 | 74 | 82 |
低+ | 64 | 69 |
低- | 33 | 56 |
低★ | 0 | 30 |
このように、前走のRレベルが高いレースでの
1倍台での勝ち馬は昇級しても勝率も回収率も高いことがわかります。
これはビクトグラブ(2016/05/02現在ご利用できません)の
SPLでも似たような再現ができます。
前走SPL | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|
高速 | 97 | 84 |
稍速 | 87 | 93 |
中速 | 73 | 82 |
普速 | 71 | 77 |
低速 | 33 | 68 |
激遅 | 42 | 46 |
価値と価値を繋げて意味が見えてくると
馬券は面白くなってきます。
逆に、何も意味無く調べたようなデータであれば
それは数字を羅列しただけになってしまいますからね。