重賞で活躍している血統をレース間隔と過去の走行距離で見るとどんな狙い目が出ているのか?

こんにちは、竹内です。

今日はまた普通と違ったコアな目線で
簡単に活用できる血統ネタをご紹介します。

芝の重賞での勝ち馬で勝ちが多い種牡馬は
やはり近年ではディープインパクト産駒です。

このディープインパクト産駒は休み明けが微妙で
3~7週ぐらいの間隔で出走した時が
一番好走が目立つのですが、これらの馬が
過去24週に走行した距離の合計で成績が良いのが
5000m以下ということなんですね。

・芝 ディープインパクト産駒
・前走から3~7週
・過去24週での走行距離 5000m以下 105%

これ以上に走っている馬は体力的な負担なのか
あまり成績が良くない傾向にあります。

次がキングカメハメハ産駒ですね。
こちらは5~11週ぐらいの成績が良いのですが
その中でも24週間の間に6000m以下までの
走行距離の回収率が高いです。

・芝 キングカメハメハ産駒 
・5~11週
・過去24週での走行距離 6000m以下 270%

最後にステイゴールド産駒ですが
こちらは4~15週で2000m以下が好成績です。

・芝 ステイゴールド産駒 
・4~15週
・過去24週での走行距離 2000m以下 226%

2000m以下なので、あまり走ってない方が良いんですね。
ディープインパクトも短めの走行距離が良いわけですが
どちらも産駒の体重が少なめなので、負担がかからない方が
万全の状態を作りやすいのかもしれません。

血統と坂路調教での話題が多いこのブログですが
血統というのは調教なりこのような距離合計なりと
何かを加えてこそ光り輝くものだと思います。

このコースはこの父が良い、なんて化石のような見方です。

突き詰めていく探究心がある人だけが
馬券で美味しい思いができると思いますよ。

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