さて、今回の動画はみやこSの注目馬についてですが正直そっちはオマケです。
後半にデータの話をしているのですが、本気で間違ってデータを使っている人が多い&その説明を業界全体としてしていないということから一度話をしてみました。

「昨年、このレースを8枠の馬が勝利した」
「8枠の馬が3頭いたので勝率が33.3%とTARGET上ではなった」
「だから8枠が勝利した確率は33.3%だ」

TARGETを見て数字を朗読しているだけの人だと本気でこう思っているということについての説明です。

別に特別な話ではなく、先日Twitterで書いたようなことで
このメルマガでは何度も書いている話なんですけどね。

例えば3歳馬しか走らない日本ダービーなのに
TARGETで集計すると3歳馬の勝率が5.6%っておかしいですよね?
その数字で認識するファン、その数字で説明するこの業界の人たち
それ間違ってますよという内容です。

↑は極端な例ですけど、複数該当する条件の集計方法を
根本的に間違えている人って膨大にいるんですよ。

要するに、前走の着順も着差も調教などもそうですし
血統も上がりも馬主も全部複数該当する可能性があるものは同じで
「合計しても100%になってませんよね」ということに
気がついていない人がいるということです。

ある期間の新潟1000m、当然外枠有利ですけど
8枠の勝率が11.3%と集計上はされるわけですよ。

そうすると
『8枠有利のイメージがありますが100回に11回しか勝ってません』
という感じで紹介するブログとか動画もですが実際にあるわけです。

でも、8枠には複数頭いますからね。
実際には30%8枠が勝利しているわけですよ。

簡単に言うと馬券を買ってない人は数字だけ見るので
この間違いを本当によくするんです。

そして、受け手側もそう思ってしまいますから

『8枠有利とかおっしゃってますが、11%しか買ってませんが?』
『89%は別の枠が勝つのですが、本まで出してデータを知らないのか』

みたいなメールはガチで来ます(笑)

なので、その修正を配信しようかなぁということで収録しました。

6冊目の競馬本「調教タイムの読み方」リリース

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