こんにちは、今週も動画をアップいたしました。
週末対策の参考にしていただければ嬉しいです。
実質不調のルメールと好調な武豊
先週開催が始まる前の時点での成績ですが、1番人気の成績でルメールが勝率28.0%、回収率54%と中々の悲惨な成績を出しています。
戸崎騎手も勝率20.0%で回収率50%とこちらも成績が悪いです。
一方、デムーロは勝率が42.9%で回収率103%
武豊騎手はなんと勝率52.0%で回収率105%
福永騎手も勝率42.3%と高く回収率103%
成績的に一番なのは池添騎手で7頭しか該当していませんが5勝2着1回3着1回ですからパーフェクトな内容です。
こういう短期間の成績は調子のバロメーターになると思います。
さて、1番人気で6着以下になった馬の次走が同じ騎手なのか乗り替わりになっているのか?を調べてみると2018年からの結果で乗り替わり450件 同騎手163件とかなりの割合で乗り替わりになっているようです。
しかし、乗り替わりになった場合の回収率が64%、同じ騎手の場合は回収率122%もありました。
またえらいもので前走ルメール・デムーロが1番人気で負けた馬から別の騎手に乗り替わりになった場合の回収率が45%ほど。
やはりトップジョッキーは見る目があるのでしょうか。
こういう数字を見ると凄いなぁと、面白いなぁと思いますね。
ルメールの買い時と前走2着馬に乗り替わるというお膳立て
ルメールは1番人気以外でも成績が悪く、騎乗馬の大半が人気馬なのに勝率20.6%回収率51%というのはかなり悪い成績だと言えます。
ただルメール人気ということも今の競馬界ではあることです。
例えば私の指数、gallop指数で言えば大半が1~4位とは言え5位以下も2割ほどあり、それでも平均人気は2.9。
そして勝率は3.6%ですからこういうケースは1頭人気馬を切れるチャンスです。
競馬ブックのスピード指数だと5位以下が3割ぐらいですがここでは2勝で勝率5.4%、回収率26%となっています。
順当な1番人気の馬でも勝率が悪いのが今年のルメールですから過剰人気の上位人気馬では勝てるわけもなく、、、ということなのでしょう。
ただずば抜けて良い条件もあります。
ルメール騎乗馬のかなり多くが乗り替わりですがこの中で前走2着馬というだけで勝率40.0%で回収率84%、その中でも今走馬体重を絞ってきている馬が勝率66.7%で回収率138%。
何だかイメージが悪い状況での好成績ですが、今年現時点ではこのようです。
ただ昨年で言えば1番人気で勝率39.5%、2番人気で25.3%と素晴らしい好成績を1年通して達成しているトップジョッキーであることに間違いはありません。
今年に関してだけはこのような成績ですし、以前にも書きましたが若干不可解な競馬をすることもあり(文字で残したくないので以前動画で少し触れましたが)そんなこんなしている間に北村宏司騎手の落馬の原因となり騎乗停止となりました。
復帰してからは元のルメールに戻っているのだろうか?
そんなことにも注目が必要なのかもしれません。
ちなみに昨年も前走2着馬に乗り替わりのケースで勝率45.3%、回収率127%ですからこれは変わりなくというところですね。
まぁ年間の騎乗数に対しての10%以上が前走2着馬に乗り替わりで騎乗というのが信頼の証でもあり、また異常に思うところでもあるわけですが。
武豊騎手が200勝していた2003~2005年だと、前走2着馬に乗り替わりは年100頭ぐらいいましたのでこれは競馬界のトップの証明と言えるのかもしれません。
藤沢和雄調教師の狙い目は併せ馬にあった
そんなルメールを騎乗させることの多い藤沢和雄調教師ですが昨年3位から今年は30位まで成績を落としています。
勝利しているのも平地ではルメールとデムーロとコテコテの外人騎手至上主義状態になっているのはご存知のところ。
ただ、今年もこの厩舎の必殺技が炸裂しています。
それが休み明けに併せ馬で遅れている馬の好走です。
社台系の馬だと特にですが、理由としてはいろいろありますが1つ思うのが「人気を落としたい」ということもあるのかなと。
本当は仕上がっている馬を休み明けで併せ馬で遅れさせることで、人気が少しでも集まらないようにしたいのかなぁ?なんて思うわけです。
馬主さんや関係者が馬券で儲かるようにということで。
あくまでも僕の予想というか妄想・想像ですけどね。
12週以上の出走で併せ馬で遅れている馬の成績が勝率33.3% 回収率210%(2016年以降成績)ですから。
他の調教師で勝率33.3%もあるなんてことは複数頭の勝利馬が該当しているという条件下なら1人もいません。
2位で21.4%、それ以外は10%台から0%ですからね。
ぜひこんな馬を見つけたら狙ってみてはいかがでしょうか。