外国人騎手旋風がおさまらず、むしろ拡大しているわけですが
今週はMデムーロ・Cデムーロ・ルメール・モレイラにビュイックとムーアも参戦。
先週日曜日の京都は1Rから11Rまで外国人騎手が勝利した中で
最終こそ藤岡騎手が1着でしたが2~4着外国人騎手とセミパーフェクトでしたが
今週こそ「総取り」ということもありえるのではないかと思うと恐ろしいですね。
さて、ムーア騎手が来るとやはり大注目をされるわけですし
印象的には「ムーア無双」という人もいるのではないかと思いますが
実際のところどの程度の成績なのでしょうか?
ムーア騎手の成績
年・年月 | 勝率 | 単勝回収値 |
2018年 | 24.10% | 67 |
2017年 | 23.70% | 81 |
2016年 | 25.80% | 70 |
2015年 | 24.60% | 88 |
2014年 | 22.30% | 74 |
2013年 | 17.00% | 70 |
2012年 | 13.70% | 90 |
2011年 | 100.00% | 270 |
2010年 | 17.60% | 251 |
2009年 | 20.00% | 154 |
2008年 | 0.00% | 0 |
2007年 | 0.00% | 0 |
2006年 | 0.00% | 0 |
本格参戦が2012年からというところですが、こうしてみると勝率も回収率も大したことありません。
モレイラ騎手に比べるとかなり成績が悪いですね。
クラス | 勝率 | 単勝回収値 |
新馬 | 30.60% | 84 |
未勝利 | 25.90% | 122 |
500万下 | 17.60% | 76 |
1000万下 | 19.10% | 67 |
1600万下 | 9.80% | 60 |
OPEN特別 | 9.50% | 98 |
G3 | 18.80% | 83 |
G2 | 26.70% | 141 |
G1 | 18.90% | 119 |
クラス別で見ると極端な成績になっていますね。
新馬は良い馬が用意されますし、未勝利戦は前走そこそこの馬を仕上げて乗り替わって勝利。
この辺りはムーアにはイージーな競馬になるのでしょうか。
500万から1600万だと極端に勝率も回収率も落ちますが、やはりやる気が出るのは重賞なのか
急激に回収率が伸びるということで、一日の中でオン・オフがある人なのかなと(笑)
人気 | 勝率 | 単勝回収値 |
1番人気 | 41.60% | 96 |
2番人気 | 15.90% | 66 |
3番人気 | 15.20% | 100 |
4番人気 | 16.90% | 123 |
5番人気 | 5.90% | 46 |
6番人気 | 0.00% | 0 |
7番人気 | 3.40% | 60 |
8番人気 | 11.10% | 203 |
9番人気 | 0.00% | 0 |
10番人気 | 8.30% | 261 |
11番人気 | 0.00% | 0 |
12番人気 | 0.00% | 0 |
13番人気 | 0.00% | 0 |
14番人気 | 0.00% | 0 |
15番人気 | 0.00% | 0 |
16番人気 | 0.00% | 0 |
人気別で見ると、大半が1番人気での勝利だということがわかりますね。
そして5番人気以下から急激に勝てないという形ですので、腕はもちろん素晴らしい騎手なのですが
騎乗内容だけで中穴どころをバンバン勝たせるような騎手ではないですね。
もっと勝利している印象があったのでこれは調べてみて意外なことでした。
ムーア様仕上げ
個人的にこれは面白いと感じたパターンの紹介です。
前走併せ馬で同入・遅れの馬が今走併せ馬先着というケースでムーア騎乗。
勝率25.0% 回収率222%と抜群に良いです。
そして更に乗り替わりという条件を加えつつ
休み明けの馬もしくは休んだことがない馬
この場合だと勝率34.5% 回収率366%もあります。
該当馬数は年に数頭ですが、勝負のかかったパターンなのか
2010年以降で2013年のみ未勝利で他の年度は必ず
1勝以上しており(今年もすでに1勝)該当したら狙いたい
ムーア様仕上げパターンとして覚えておきたいですね(何だか卑屈)
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